WORK SHIFT



≪タイトル≫

WORK SHIFT




















≪著者≫

リンダ・グラットン

≪問い≫

2025年に私たちの生活、考え方、願望をどうシフトさせるべきか

≪概要≫

この先、私たちは大きな変化を経験するに違いない。「よい人生」を送るための条件について、これまで漠然といだいていた常識の多くを問い直す必要があるだろう。

働き方の未来を的確に予測し、精神的な幸福と経済的な豊かさを得られる働き方を見つけることは、将来の自分と大切な人たちにあなたが贈れる最高のプレゼントだ。

1. 漫然と迎える未来の暗い現実

1)時間に追われる

一つの物事に集中して専門技能を身に着ける時間や、じっくり観察して学習する時間が無くなってくる。仕事の世界の情熱と創造性の発揮される機会が目覚ましく広がる一方で、気まぐれと遊びの要素が排除される。

2)孤独にさいなまれる

バーチャルなコミュニケーションにより、同僚や家族との関係が希薄になる。また家族構成の変化によって家族の関係性も変化する。

3)新しい貧困層が生まれる

才能とやる気と人脈が経済的運命の決定要因となり、勝者総取りの社会で格差が広がる。隣人との比較による劣等感と恥の意識が強まり、ナルシシズムと自己アピールの傾向が強まる。

重要なことは共同行動を取ること、未来に価値をもつ技能を身に着け、可能性に飛び込むこと、消費行動を脱し創造行動に集中することである。


2. 主体的に築く未来の明るい日々

1)みんなの力で大きな仕事をやり遂げる

テクノロジーの力によりイノベーションと創造が「マス」型の活動に変わる。大勢の人がそのプロセスに参加するようになるのだ。「思考の余暇」を手にした世界中の人々が毎日何十億時間もの時間を捧げ、互いの専門技能とアイデアを持ち寄って、大きな課題を成し遂げる時代がやって来るのである。

2)共感とバランスのある人生を送る

自分の選択について、そしてその選択のもたらす結果について真剣に考える人が世界中で増える。働き方の未来にも多くの選択肢があるため、どの道を選択するかが充実するかどうかを決定する。そして主体的に仕事とそれ以外のバランスを取り、代償を受け入れるのである。

3)ミニ起業家が活躍する

テクノロジーの進化やグローバル化の加速、新興国の成長によって、世界中の何十億人もの人たちがミニ起業家として働き、ほかのミニ起業家とパートナー関係を結んで、相互依存しつつ共存共栄していく仕組み―「エコシステム」と呼ばれる―を築くようになる。特定の大企業ではなく、こうしたミニ起業家たちのエコシステムが市場の方向性を大きく左右するようになる。

3. 明るい未来に向けた3つのシフト

1)ゼネラリストから連続スペシャリストへ

(代償を理解した上で)好きな仕事を選び、職人のように考え子供のように遊ぶこと。そして次のスペシャリストの道に進む時は次の挑戦は副業的に試しながら行うことだ。今後重要になってくるキャリアは、社会的課題解決に取り組む活動家や起業家のキャリアである。そして価値のある技能は1)生命科学・健康関連、2)再生可能エネルギー、3)創造性・イノベーション関連、4)コーチング・ケア関連だ。

2)三種類の人的ネットワーク

これからは高度な専門技能を習得しつつ、その知的資本と人間関係資本を組み合わせなければならない。この人間関係資本には3つの重要なカテゴリがある。1)頼りになる同志(ポッセ)、2)多様性に富んだ大規模コミュニティ(ビッグアイデア・クラウド)、3)現実世界の安らぎの人間関係(自己再生コミュニティ)、である。

3)消費から経験へ

所得と消費を中核に添える職業人生から、自分のニーズと願望に沿った複雑な経験を自分の意志で選択していくことが重要になる。先進国の多くの人は、所得がこれ以上増えても満足感や幸福感が高まらない。自分が選んだ道の結果を知的に分析した上で、自分の選択に向けて行動する勇気を持つ必要がある。

≪こんな人におすすめ≫

・将来に不安を感じている人

≪併せて読みたい書籍≫

・ライフシフト


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