SDGs入門
最終更新: 2020年9月1日

≪著者≫
村上 芽
渡辺珠子
≪問い≫
SDGsとは何か
≪概要≫
SDGsは世界全体の目標なので、一見すると自分にはあまり関係しそうもないような目標に見えるかもしれません。しかしSDGsの達成に向けて、「あなた自身や身の回りのこと」にいかに引き付けて考えられるかが大切だと思います。
1. SDGsの全体像
「誰一人取り残さない」という基本理念のもと、SDGsには17の目標のもと、169のターゲットが設定されていて、企業の参画なしには達成できない世界共通の成長戦略です。将来の世代の欲求を満たしつつ、現在の世代の欲求も満足させるような持続可能な開発にしなければなりません。そのため時間軸と関係性の2軸で物事を捉えていく必要があります。
2. ESGとSDGs
ESGとは環境(Environmental)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)を指しています。この三つの要素に配慮したビジネスや投資を行ったりすることが現在トレンドになっています。ESGはプロセス、SDGsはゴールとして捉えられています。SDGsのSを重視しようとする時に、どういう思考回路でものを考えなくてはならないか。それがESGです。このESGと似た概念にCSRやCSVもありますが、いずれもESG同様SDGsのSに貢献しようとするものです。
3. どうやって始めるのか?
既にある取り組みから、自分自身が最も「いいと思う」「社外に説明するときにわくわくする」ことを取り上げてみましょう。どんなところが魅力か、どんな人がその魅力に共感してくれるか、共感してくれる人が増えたら誰にとってよいことがあるか、もっと大きく育つとしたらどのようなところか、弱点はどこか。どんどん妄想を膨らませて、関係者同士の影響を考え、最終的にSDGsのゴールへ結びつける。その要所要所に転換するのが難しいポイントがあり、そこにKPIが存在します。
≪こんな人におすすめ≫
・SDGsについて知りたい人
≪併せて読みたい書籍≫
・CSV経営
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