【赤字回避】コワーキングスペースブシツが開店後初めて単月黒字になった話。



収益性が低いことで有名なコワーキングスペース。

オープンしやすいですが、本業のみで存続させるのが非常に難しいことで知られています。特に地域ならなおさらです。

またコロナで「人が集まる」という動きが抑制されていることも相まって、非常にスペース運営はかなり厳しい状況のようです。そんな中で、コワーキングスペースブシツの8月収支は4月の開業以降初の単独黒字になりました。

同じ備忘録もかねブシツの収益・コスト構造を公開していきます。

1. ブシツの収益構造はどうなっているか

図のように、8月で初めて単月黒字となりました。店舗に対する応援給付金が10万円分ありましたが、それを差し引いても黒字となっています。

固定費型のビジネスモデルなので、特定の臨界点を超えると一気に利益が出る構造になっています。

2. 売上の構成はどうか

売上の構成としては、コンサルが最も多くなっています。これは例えば事業計画書の作成や事業相談などです。また利用者さんの数も増加しています。月額会員は2倍、ドロップインは3倍程度伸びました。

3. コストの構造はどうなっているか

コスト構造はこのようになっています。準備期間である1~4月までは備品購入の費用が多く、オープン後は広告宣伝費が増えています。しかしやはり家賃ビジネスであることが分かります。ちなみにブシツは無人運営なので人件費がかかっていません。仮に人件費が別途かかっていたと思うとぞっとします。

4. 黒字化した要因は何か

黒字化した要因は主に3つです。

まず物件オーナーさんが全面的にご支援くださったことです。家賃についてご相談させていただいたところご配慮下さり、またありがたいお言葉までいただきました。物理面・精神面で一番助けていただきました。それ以外にも内装の補修関係も最優先で動いてくださり、本当に多方面で助けていただいています。

次に利用者さんを増やせたことです。

もともと呉にテレワークの需要はありませんでしたが、コロナの影響で在宅勤務が増えました。また、これまでオープンスペースで勉強していた学生の勉強場所が無くなったこともブシツの需要を増加させました。このように、これまで顕在化してなかった需要がコロナで顕在化した、という意味で運が非常に良かったです。

また運だけでなく広告宣伝やブログの更新、ポスティング、SNSの運用を通じて、HPへの流入量を増加させました。特にブログはSEOもかねて毎日1~2記事ずつ更新。8月からはHP上のボタン一つで予約・支払いができるようにし、google⇒ブログ⇒HP⇒予約の導線コストを下げられたことも予約増加に繋がったと考えています。

最後にブシツが複数の収入源を持っていたことです。例えば物販や事業者支援です。本業の方で即売会を実施していますが、コロナの影響で中止になっていた期間がありました。そのため、即売会に出品する予定の格安商品をブシツで仕入れ、販売できたのが大きかったと思います。また、コロナの影響で副業を始めた方や補助金申請する方が増え、事業相談が増えました。これもかなり収入的にプラスに働きました。

最後に

いかがでしたでしょうか。

正直今回の黒字は、周りのご支援と運によるものが大きいです。とはいえ何も変化していないわけではなく、色々考えてほぼ毎日試行錯誤しながら微調整し成果も徐々に上がってきています。全国の地方でコワーキングスペースを運営し、なかなか赤字を脱却できない皆さんと繋がり、情報交換を通じて助け合えることができればと思っています。

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