FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

最終更新: 9月1日





















≪著者≫

ハンス・ロスリング

オーラ・ロスリング

≪問い≫

世界を正しく見るにはどうすべきか

≪概要≫

健康な食生活や定期的な運動を生活に取り入れるように、ファクトフルネスという習慣を毎日の生活に取り入れてほしい。訓練を積めば、ドラマチックすぎる世界の見方をしなくなり、事実に基づく世界の味方ができるようになるはずだ。たくさん勉強しなくても、世界を正しく見られるようになる。

1. 事実に基づいて考えられない理由

「世界では戦争、暴力、自然災害、人災、腐敗が絶えずどんどん物騒になっている。金持ちは一層金持ちになり、貧困は増え続ける一方だ。何もしなければ天然資源ももうすぐつきてします」

このような悲壮的な考え方が染みついていないだろうか。私はこれを「ドラマチックすぎる世界の見方」と呼んでいる。しかし現実をデータでみると、世界は少しずつ進歩しているのだ。

人々が事実を誤った認識で捉えてしまうのは、知識のアップデートやメディアの煽動だけが要因ではない。脳の機能、本能がそうさせている。差し迫った危険から逃れるために一瞬で判断する本能だ。ドラマチックすぎる世界についての誤解を与えている。

2. 本能

1)分断本能

└世界は分断されている

└私たちvsあの人たち、といえるほどの差は実はない

2)ネガティブ本能

└世界はどんどん悪くなっている?

└教育、死亡率、貧困等、指標はどんどん良くなっている

3)直線本能

└世界の人口は増え続けている?

└すでに子供の人口上昇はストップ、このまま死亡率が減ると出生率も減る。

4)恐怖本能

└本当にそれは危険で恐ろしい?

└世界は過去にないほど平和になっている。恐怖の伝達手段が効率化されただけだ。

5)過大視本能

└目の前の数字がいちばん重要?

└数字は比較してみよう。ある程度ケタが増えると、数字単体で大きさが重大なことに見える。

6)パターン化本能

└一つの例が全てに当てはまる?

└一つの集団や例外を基に物事が説明されてたら要注意。分類自体が正しいか考えること。

7)宿命本能

└全てあらかじめ決まっている?

└現実は小さな変化がゆっくり起こり、結果大きな変化につながっている。

8)単純化本能

└世界は一つの切り口で理解できる?

└世界は単純ではなく複雑なことを受け入れる。反対意見の人に心を開くとわかる。

9)犯人捜し本能

└誰かを攻めれば物事は解決する?

└おおよその課題は「誰かのせい」ほど単純ではない。それほど個の影響力は大きくない。犯人捜しは止めて、システムの見直しに集中しよう。

10) 焦り本能

└今すぐ手を打たないと大変なことになる?

└「いますぐ決めなければ」と思い浮かんだらまず深呼吸。現実ではそこまで緊急性の高い物はあまりない。データにこだわり、地道に一歩一歩進みながら効果を測定しよう。


3. 実践に向けて

1)ちゃんとデータを見る

2)色んな人の意見を聞く

3)何か起きたらまず深呼吸

4)原因をきちんと調べる

悪いことが起きている、というメッセージは人に広がりやすい。しかしこの本能を利用しているメディアが悪いのではなく、この本能をさらけ出している我々にも責任がある。つけ入るすきを与えず、本能に飲み込まれずキチンと事実に基づいた判断を行っていこう。

≪こんな人におすすめ≫

・幅広くおすすめ

書籍は10の本能を具体的な事例を使って活用している。是非日常生活でもファクトフルネスに世界を捉え、判断していきたい。

≪併せて読みたい書籍≫

・ライフシフト

・ワークシフト


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