目的別・社会人のおすすめビジネス書ランキング


5月25日から続けていた毎日書評ブログ更新が、先日100冊目になりました。100日連続更新達成の記念に、個人的なお勧め書籍ランキングを目的別に発表していきます。自分が読んできた数百冊の中からのランキングですので、「この本もお勧めだよ!」といったご意見もお待ちしております。


それでは早速ランキングを発表していきます。

1. 学問として経営学を学びたい方向け書籍ベスト3

1位:世界標準の経営理論

これ一冊あれば、他の経営学に関する書籍は不要なのではないか、という理由で1位に選びました。フレームワークを無理矢理使ってケースとしている書籍とは違い、何故その理論が成立するのか、を説明している点で非常に参考になる書籍です。

2位:戦略サファリ 第2版 -戦略マネジメント・コンプリート・ガイドブック

経営学を学ぶ中で感じた違和感の理由が分かったので2位にしました。何故フレームワークが使いにくいのか、ケーススタディが実務で活用しにくいのは何故か。経営学で学ぶことが成立する前提、そしてその前提が覆った時にどんな経営学が生まれてきたのか、を10の流派で説明して言います。盲目的に経営学を信じるのではなく実世界のことも考えられた書籍です。

3位:プロフィット・ゾーン経営戦略―真の利益中心型ビジネスへの革新

フレームワークや理論を飛ばして、利益を出しているビジネスモデルを抽出した書籍です。現実世界で利益を出しているモデルを類型化しているため、参考になることが多々ありました。

2. アトツギに勇気を与える書籍ベスト3

1位:社長の条件

楽観的ではない視点から社長に必要な心得、資質が書かれています。背筋の伸びるような内容で、参考になることが多かったので1位に選びました。

2位:「後継者」という生き方

著者が専務の立場から書かれています。父親との関係、後継者としての生き方について事業承継前の視点から書かれているため腹落ち感も多く2位としました。現社長の考え方を古臭いと言わず、次世代がイノベーションを起こす、というようなことに終始していない謙虚な考え方が安心感、安定感があり引き込まれました。父親や継ぐことに対する考え方が自分と似ていた、ということもお勧めしたいポイントです。

3位:創業三○○年の長寿企業はなぜ栄え続けるのか

長寿企業の本質的な文脈は「継続への執念です」という一文で3位に選びました。成長、競争優位性、株価といった言葉で企業を見る風潮がある中で、「継続すること」に注目している書籍の腹落ち感、安心感は跡継ぎの勇気になると思います。

3. カネ系の理解を深める書籍ベスト3



1位:ストーリーでわかる財務3表超入門―お金の流れで会計の仕組みが見えてくる

財務三表の書き方や読み方を解説する書籍かと思いきや、経営の全体がストーリー調で書かれた書籍でした。何故経営者は孤独なのか、この書籍を読むと分かるという実は深い書籍ということで1位に選びました。実はこの書籍、私が読んできたビジネス書の中でも1,2を争う大好きな書籍です。

2位:バリュエーションの教科書

ファイナンスについて忘れそうになったら読み返すべき書籍ということで2位はこれです。会計にはPBR、PER、ROE、ROA等の指標や、類似企業比較法やDCF法といった算定手法があります。これらは普段使わなければ忘れてしまいます。そんな時にこの書籍を読み返せば、非常に簡単に思い出すことができます。暗記ではなく論理的にファイナンスの知識を解説してくれているので、読み返すにはぴったりです。

3位:ファイナンシャル・マネジメント 改訂3版

ファイナンスを勉強したいのであればこの一冊。ただ読みにくいのとボリュームがありすぎるという点で3位に選びました。内容の充実度、論理展開共にファイナンスの書籍としては群を抜いていると思います。ただ手放しでお勧めできるかというと、読む人を選ぶと思ったためこの順位です。ファイナンスの基礎が分かっていて、分厚い翻訳本もストレスなく

読める方にはお勧めです。

4. マーケティングの書籍ベスト3


1位:ブランディングの科学 誰も知らないマーケティングの法則11

ライトユーザーとヘビーユーザーについて、消費者としての自分を忘れて企業人として考えていたことに気付かされた、示唆に富んだ書籍だったため1位に選びました。それ以外にもシェアの重要性をデータに基づいて解説するなど、とにかく納得・納得・納得の書籍です。


2位:たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング

「自分が欲しい」と心から思って作った商品は、自分と似たような人に刺さる。この一言に勇気をもらったため2位に選びました。実際に商品・サービスの開発を行う時の指針になっています。

3位:マーケティングとは「組織革命」である。 個人も会社も劇的に成長する森岡メソッド

合理的にマーケティングを実行するために、組織全体をどう消費者視点にドライブするか、ということがメインの書籍です。変革に対する抵抗力を「自己保存」という単語で表現することで非常に分かりやすく、自社でどのようにすればよいかの景色が広がったので3位に選びました。人事制度や仕組みは、この自己保存と会社の方針を合わせ、極力リスクを最小化するようにしなければならないと学びました。

5. 読み返したい書籍ベスト5



1位:ストーリーでわかる財務3表超入門―お金の流れで会計の仕組みが見えてくる

上述した通り、この書籍はお勧め度MAXです。

2位:職場の問題地図

職場で発生しがちな問題がまとめられています。その中でも自分は手戻りが発生する職場の解説が強烈に響きました。まさに悩んでいた部分だったのですぐに実践し、問題が激減しました。そのため2位にしました。

3位:ライフシフト

言わずと知れた大ヒット作「ライフシフト」が3位です。本書の中で3つの無形資産の話があり、これが自分の考え方に大きな変化をもたらしました。それが“変身資産”です。この話を読んでから、意識レベルで行動が変わりました。何度も読み返したいと思います。

4位:GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

ギバーを単なるお人よしと成功者に分けて解説した書籍であり、無条件に貢献することが嫌だった中で出会った書籍。自分の利益は見失わずギブする、という姿勢に共感したので4位に選びました。誰とどんなことをするか、ということの指針になります。

5位:GREAT BOSS(グレートボス) ―シリコンバレー式ずけずけ言う力

リーダーに関して、ハッとさせられることが数多く書かれており、参考になる部分が多かったため5位にしました。心にぐさっとくる話がふんだんに盛り込まれており、自戒も込めて何度も読み返したくなる書籍です。

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回は目的別に書籍をランク付けしてみました!

完全個人的ランキングですので、異論は認めます。

是非皆さんのおすすめも教えてください。

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