貞観政要

最終更新: 9月1日




≪著者≫

呉兢

≪問い≫

リーダーはいかに部下を率いるか

≪概要≫

欲望には開かれた欲望と排他的な欲望がある。開かれた欲望とは配分可能なのであり、「無私」「自己犠牲」にも似ている。リーダーはこの開かれた欲望を持って組織を運営しなければならない。

1. 側近の選定と育成

トップとしてチェックしてもらうためには、そういった人物を選定する目をトップ自身が持っていなくてはならない。良薬は口に苦くして病に利あり、忠言は耳に逆らいて行いに利あり。物事の道理をトップにもきちんと注意してくれる部下こそ、右腕たる素質を持つ。そのためにも、忠言には耳を傾け、咎めることなく自身の行動に移す。

礼を尽くして相手に仕え、謹んで教えを受ける。これなら自分より百倍優れた人物が参ります。相手に敬意を表し、その意見にじっと耳を傾ける。これならば、自分よりも十倍優れた人材が集まってきます。相手と対等にふるまう。これでは自分と似たり寄ったりの人間しか集まりません。

2. 公正な評価と配置

賞と罰こそは国家の重大事である。これが適正に行われれば、功なきものは退き、悪をなすものは跡を絶つ。個人的関係で(血縁)かってに功臣と恩賞を同じくするわけにはいかない。

同一人物が同じ王の下に長く使えるのは好ましくない。長く仕えればそれだけ情が移り、やがてじゃ「わが主君を天子に!」などと当初には思いもよらぬ野心が芽生えてくるからだ。よきとりはからえ。

3. 仁義

この世の厄災は全て仁義なきところから生じずる。人々は誰しも厄災から逃れようとするが、そのためには仁義を行わなければならない。仁義の道は、片時も忘れることなく、常に肝に銘じておかなくてはならない。また、親に仕えて孝にして君に仕えて不忠なる者あらず。

トップの言動が清らかでない限り、組織も濁る。トップの失言は、たとえ些細なことであっても部下と同じ程度の影響では済まされない。細心の注意を払い、仁義と清らかさを持つこと。

≪こんな人におすすめ≫

・リーダー


欲×大義=志。私欲でのみ行動するか、それともそこに大義があるかで人がどのように巻き込まれるかが変わってくる。欲だけで行動するは、小人なり。

≪併せて読みたい書籍≫

・代表的日本人

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