自分の「怒り」タイプを知ってコントロールする はじめての「アンガーマネジメント」実践ブック





















≪著者≫

安藤 俊介

≪問い≫

いかに怒りの感情をコントロールするか

≪概要≫

人には「怒りの癖」というのがあります。どんな場面で怒りを感じるのか、その傾向や習慣です。自分の怒りの癖が分かれば、怒りの感情をコントロールすることができます。アンガ-マネジメントとは怒らないようにするものではなく、怒りの感情と上手く付き合うための管理方法です。

怒ること自体が問題ではありません。怒ることが重要なシーンは現実世界で多々あります。正しい伝え方さえできれば、仕事や家庭がうまくいく、交友関係も改善される等良いことが多いのです。

ただし問題が起きるのは正しくない怒り方をするためです。間違った怒り方は人間関係や信頼を破壊し孤立するだけでなく、職場の雰囲気を壊しチームとしての生産性を下げてしまいます。だから怒りのコントロールが現代のリーダーの必須スキルなのです

1. 怒りの癖を知る

怒りの癖、タイプから自分に当てはまるものを見つけます。

1)公明正大:正義感、使命感

2)博学多才:潔癖、完璧主義

3)威風堂々:プライド、リーダー

4)外柔内剛:頑固、ギャップ

5)用心堅固:用心深さ、八方美人

6)天真爛漫:自由、統率力

実際は試験をしながら自分の性質を正確に出していくプロセスがあります。

2. 怒りの傾向を知る

次に怒りの傾向を知ります。大きく4つの点で怒りを評価します。下記にその項目、及び各項目が高い人へのアドバイスを記載します。

1)強度

怒りの温度に点数を付けましょう。過去の怒りと今の怒りの点数を比較することで、自分が本当のところどの程度怒っているのかを客観視することができます。

また怒りのボキャブラリーを増やすことも有効です。怒りを表現するボキャブラリーが少ないと、ちょっと“ウザい”くらいでも言葉を強めに出してしまったりします。

2)持続性

利き手と反対の手で生活してみましょう。怒りから切り離される瞬間を作る必要があるためです。また今に集中する、という意味では瞑想も効果的です。

3)頻度

リラックス法を複数用意しておき、TPOに合わせてリラックスできるようにしましょう。イライラが溜まってきたな、と感じたらすぐにそのリラックス法を実践するのです。

4)耐性

自分とは違う価値観の人がいることを許容しましょう。その際に、完全に自分と同じか違うか、という0-100ではなく、50%は同じ、70%は同じ、というように、同じ部分がどれくらいあるのかに注目することが重要です。

3. 感情をコントロールするテクニック

いくつか感情をコントロールする手法はありますが、ここでは3つ挙げます。

1)アンガーログ

怒った出来事を書き、上でも説明した怒り具合の点数付けをしていきます。いつ、どこで、どんなふうに何故怒ったのかを淡々とその場で書きます。これにより、自分の怒りを客観的に見ることができるため、次に気を付ける指針となります。

2)3つの暗号

まずは6秒待ちましょう。この時6秒待てるなら自分なりの方法で構いません。

次に許せる-まぁ許せる-許せないにその怒りを分類してみましょう。

仮に“許せない”となった場合、自分で変えることができる事象かどうかを考え、そうでなければ怒らないという判断をします。“人”はもちろん変えることができませんので、あくまでも事象に注目して下さい。

3)べきログ

自分が信じる“べき”を書き出します。例えば相手が遅刻して怒った場合、「時間は必ず守られるべき」といった具合にです。この“べき”が長期的に見て自分と周りの人が幸せになるかを考えて、この“べき”を書き換えていきます。

≪こんな人におすすめ≫

・怒って後悔したことがある人

≪併せて読みたい書籍≫

・怒らない伝え方

0回の閲覧

©2019 by 広島県呉市初のコワーキングスペース~ブシツ~。