競争しない競争戦略--消耗戦から脱する3つの選択

≪タイトル≫

競争しない競争戦略--消耗戦から脱する3つの選択




















≪著者≫

山田英夫

≪問い≫

どのような戦略を立案すれば競争しないで済むか

≪概要≫

完全競争から遠い状態を作り上げるほど企業は高い収益性を享受でき、それを判断するために5つの力(5F)を示した。

「なぜなら競争が激しくなれば価格競争になり、製品価格が下がり、市場に参加している全ての企業が利益ゼロ、またはマイナスの状況になってしまうからである」と述べている。

本書では3つの競争しない競争戦略について解説する。

1. ニッチ戦略

ニッチ市場が生まれるのは市場の発展初期の段階では大企業が見過ごしている市場、成熟市場では一定数の顧客が存在するが大手に支配されていない市場だと言われている。ニッチ戦略は「事後的に」狙うものではない。あくまでも事前に狙いを定め、その通りの成果を収めた場合がニッチ戦略の成功であると言えよう。

戦略の成功として、利益率の高さ(高すぎると大手の参入を許してしまうが)が1つの基準となる。一方マーケティング面ではマインドシェアが1つの基準となる。

1.カスタマイズ・ニッチ

2.切り替えコスト・ニッチ

3.空間ニッチ

4.時間ニッチ

5.残存ニッチ

6.ボリュームニッチ

7.限定量ニッチ

8.技術ニッチ

9.チャネルニッチ

10.特殊ニーズ・ニッチ

2. 不協和戦略

大企業が同質化しようとすると不協和が発生する状態を作る。「資源を持っていない」ことを強みとして、リーダーと戦わない戦略である。不協和戦略は業界が成熟し、シェアが固定化してしまったような業界でより有効である。自社の「弱み」を「強み」に転換する発想が重要である。

1.企業資産の負債化

2.市場資産の負債化

3.事業の共喰化

4.論理の自縛化

3. 協調戦略

協調戦略はバリューチェーンへの機能の組み込み、代替、追加によって価値相関図における「補完的生産者」の立場を取り競争を回避する戦略である。

1.コンピタンス・プロバイダー

2.バンドラー

3.レイヤー・マスター

4.マーケット・メーカー

≪こんな人におすすめ≫

・中小企業経営者

≪併せて読みたい書籍≫

・ブルーオーシャン戦略


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