日本村100人の仲間たちTheHOPE





















≪著者≫

吉田浩

≪問い≫

コロナで何が起きたっけ

≪概要≫

このコロナショックから50年経ったとき、私たちは「あのとき大変だったね」と笑っているに違いありません。

「今」をピンポイントで見ると、私たちは不幸のどん底にいます。しかし歴史を遡ってみると、日本村はこれまで結構大打撃を受けています。長いスパンで俯瞰したら、「今」は別な意味を持っているのかもしれません。

世の中が不安なときに、一緒にうろたえていたか、100年後に評価される仕事をしたか、今それが試されているのです。

1. 家族といる時間が増えて、イヤ

パパがずっとうちにいるので、ママはイライラしてケンカが絶えません。
100人中15人の子どもたちが「パパとママの仲が悪くなった」と思っています。
100人中38人の子どもたちが「家族といる時間が増えて、イヤ」と思っています。

本書の別の章の中で、「人生を幸せにするのはなにか」という問いに対するハーバード大学の調査結果も記載されています。その答えは「良い人間関係が人を幸せにする」ということだそうです。

コロナウイルスから命も家族関係も守り、人生を幸せなものにするために我々は何ができるのでしょうか。何年後かに笑い話にできるよう、今を真剣に過ごしていきたいですね。

2. 災ではなく禍

コロナ災と書かないのはわけがあります。
「災(わざわい)」は防ぎようのない天災のことで、「禍(わざわい)」は人々の努力によって防ぐことができます。

本書の中で最も印象に残った箇所です。「コロナ禍」を最初に使った人は、「希望」も込めてこの名前を付けたのではないでしょうか。世界に大きな影響を与え、連日暗いニュースが増えていく中で、一人一人の行動や意識から国家をあげたワクチンの開発まで、人の努力で打ち勝てる存在であるというポジティブなメッセージを発信したかったのではないでしょうか。(勝手な妄想です)

実際日本はロックダウンを行うことなく、自主的な行動で感染者数や死亡者数を低い水準に抑えてきました。まさにこれは禍(わざわい)だったといえるのではないでしょうか。

3. 日本村の特性

100人中80人(欧米は45人、南アフリカは27人)が心配遺伝子を持っています。
100人中25人が風邪なんて怖くないと思っています。
3人に1人は今後も対策はしないと言っています。

さて、この後半の人々は心配遺伝子を持たない、もしくは克服して勇気を獲得した人なのでしょうか。いいえ、「covidiot」すなわち「コロナバカ」と呼ばれています。勇者ではなくバカです。

ポストコロナの社会づくりは、もしかしたらこの割合が影響するかもしれませんね。

≪こんな人におすすめ≫

今回ブログでご紹介したのは、特に私が気になった部分です。これ以外にもたくさんの統計データに基づいた事実が、わかりやすく可愛いイラスト付きで表現されています。まさに今が大変で、目の前の変化に捉われてしまいがちですが、俯瞰したり、過去に遡ったりして事実を見返すことで大切な気付きを得ることができるかもしれません。

お子さんと一緒に読んでみてはいかがでしょうか。子供だけでなく、大人も一緒に学びを得られる一冊になっています。

≪併せて読みたい書籍≫

・FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣


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