創業三〇〇年の長寿企業はなぜ栄え続けるのか

最終更新: 9月29日





















≪著者≫

グロービス経営大学院

田久保 善彦

≪問い≫

何故長期間存続できたのか

≪概要≫

日本では江戸時代後期以前に創業された200年企業は1000社を超えます。また300年企業でさえも605社存在、さらに世界最古の企業も日本に存在します。まさに「長寿企業大国ニッポン」と言えるのです。

ここまで長寿企業が多いのにはいくつか理由があります。

1)侵略や大きな内覧がなかった

2)和、創意工夫、質素倹約、勤勉、他者を受け入れる文化

3)日本的な経営の考え方

1. 長寿に適した土俵で戦う

商品・サービスそのものの本質的機能の変化が小さく、流通形態や味等の表層的機能は時代に合わせて変化するものの、その変化の速度が遅いような事業が多い。例えば和菓子や清酒、宿泊業や建設業などです。衣食住を中心としたこれらの事業は、いつの時代も必要な産業であり、漸次的にニーズの変化に適応していくことで生き残っていきます。

2. 身の丈にあった経営を行う

平時においては、本業重視の経営スタイルを貫いています。経営者が理解でき、勝ち続けていくことができる土俵で最善を尽くすということです。質素倹約で、コスト削減と品質向上に努めます。同時に「長期視点」で新規事業拡大を実現します。

一方で有事の際には大胆な決断を下し、顧客や従業員のための行動を果敢にとって、危機を乗り越えているのです。

一見矛盾する性質ですが、その本質は「継続への執念」です。

3. 価値観をつなぐ

価値観自体は一般的な企業と長寿企業に大差はありません。しかし長く続く中で時として他の企業には真似できないほど行動が価値観に徹底的に基づいている、ということが見受けられます。

このような価値観を時代とともに解釈を変え、後継者や現場に浸透させていきます。文章で価値観を伝えるには限界があります。長年かけて、行動とともに浸透させているのです。

≪こんな人におすすめ≫

・経営者

・後継者

背中を押してくれる本です。

≪併せて読みたい書籍≫

・ファミリービジネス

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