人事と採用のセオリー 成長企業に共通する組織運営の原理と原則





















≪著者≫

曽和 利光

≪問い≫

人事と採用の原理原則は何か

≪概要≫

従来のセオリーや枠組み、経験値が通用しにくい時代になってきた。今最も求められているのは、新しい「枠組み」に関する知識ではなく、自分の力で自分の実力に見合った独自の「枠組み」を作り出す、問題解決のスキルである。誰もが普段無意識に行っている問題解決のプロセスを、ビジネスの現場で使えるように体系化したものだ。

1. 内部統制の難しさ

少数精鋭だったころは社長自らのマネジメント範囲であったため、統制が効いていた。しかしメンバーが増えることで経営者の目が届かないメンバーが生じてしまい、メンバーの行動に統制が効かなくなってしまう。そうなると、リーダーの指示を待つもの、好き勝手ふるまう者が出てきて、組織が機能不全となる。

これを解決するためには、ゴールと、ゴール達成時のインセンティブを用意しそこに対してメンバーの自由意思に任せること。またあまりイケてない人材には直接指示を出すこと等が挙げられる。

2. 自由の弊害

多くの人は単に自由を与えても自律的に行動しません。「自由」とは多くの人にとって、ある種のプレッシャーなのです。職場で働く人の大半は「細々と指示して教えて欲しい」と考えます。まずは指示出しをし、会社における型にはまったやり方をしっかりと定着させた上で自分なりのやり方を模索させることが大切です。

3. 人事評価

評価は確かに成果や能力、意識なども決定要因となります。しかし忘れてはならないのは生活です。その人の住まいや家庭環境等を鑑み、最低限の生活水準を担保してあげるよう評価を調整することも大事なのです。

評価制度は絶対評価で運用し、報酬制度は相対評価で運用することが現実的です。報酬制度まで絶対評価にすると、人件費が爆発的に増加するリスクがあります。そしてこの報酬は、最終的には経営者の意思をしっかり入れるようにしましょう。つまり、この人がいくらもらうべきか、は経営者が決めるべきなのです。

≪こんな人におすすめ≫

・採用担当者

・中小企業経営者

≪併せて読みたい書籍≫

・1週間で会社が変わる!採用の教科書〜絶対失敗しない求人・採用・面接の仕方〜



1回の閲覧

©2019 by 広島県呉市初のコワーキングスペース~ブシツ~。