メンバーが勝手に動く最高のチームをつくる プレイングマネジャーの基本

最終更新: 9月1日



≪著者≫

伊庭正康 

≪問い≫

いかにメンバーに主体的に動いてもらうか

≪概要≫

プレイングマネジャーの強みは、1)リアルな現場が分かっていること、2)すぐに自分で実験できること、というスピード感と現場感を兼ね備えていることである。とはいえプレイングマネジャーも結局はマネジャーなので、自分の数字に真面目になるよりも、自分の判断に責任を持つことが重要。自分はプレイヤーだと思いが軽く口にしたものは部下にとって指示になる可能性も高い。

1. 意識と仕組みで仕事を任せる

ミスと失敗を切り分けよ。失敗とは「挽回ができない、致命的なもの」、ミスは「挽回ができる、かすり傷」である。失敗の中でも頻度が多いものに最低限手を打ってさえいれば、後は大抵のことは挽回できることなので、仕事を部下に任せても気が楽になる。

また部下に仕事を任せる際はできるだけ詳細に、部下の理解力のレベルまで下げて伝達するようにしよう。絶対に達成して欲しい条件と、達成できたら嬉しいなくらいの条件を明確に伝え、これを守っていれば目をつむろう。多少手間でも、自分が行うよりはよほど良い。

最後に仕事の質がばらつかないように仕組みを創ろう。1)それが無いと最低限の品質を担保できない、2)相手にとって過不足ない、3)相手の期待を超え、うれしいと感じる状態、を明確に業務成果レベルに落とし込みチェックする事。これにより、仕事の質を客観的に統一することができる。

2. 効率化で仕事を減らす

1)その業務は辞められるか?

顧客や従業員満足度に影響が無く、コンプライアンス的に問題が無い業務であれば辞めてしまって構わない。

2)何かの業務とくっつけられないか?

複数回行う業務であれば、それを一回にした場合の品質やコストに影響がないかを考える。

3)仕事の順序を変えられないか?

できるだけ早い段階で部下に決裁権限を委譲できないかを考える。

4)もっと簡単にできないか?

マニュアルやフォーマット等の雛形を作って型にはめられないか考える。

これだけでも業務は各格段に減る。業務量3割削減を目標にやってみる。

3. 方針でチームをまとめる

プレイングマネジャーはほとんど自席にはいない。だからこそ明確な方針を示し、浸透させることで部下が判断できる基準を与えておく必要があるのだ。そのために1)キャッチフレーズを作る、2)〆切を設定する、3)ターゲットとbefore-afterを設定する、4)ナンバー2(参謀役)を育て設定する、5)これらをしつこく言う、ことを意識しよう。

≪こんな人におすすめ≫

・新任管理者

・プレイングマネジャー全般

≪併せて読みたい書籍≫

・管理職1年目の教科書


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