メモの魔力 The Magic of Memos
最終更新: 2020年9月1日

≪著者≫
前田 裕二
≪問い≫
夢の実現に向けてどうメモを活用するか
≪概要≫
夢はただ心の中で思っているだけでは薄れてしまいます。それを防ぐのがメモです。紙に書いたものを何度も見返すことで、その思いは本物へと成長し、そうして強くなった願いは、心の中にへばり付いて離れなくなります。想いを持ち続けることができます。
1. 最強のフレームワーク
1)インプットした「ファクト」をもとに
2)気付きを応用可能な粒度に「抽象化」し、
3)自らのアクションに「転用」する
このファクト→抽象化→転用が最強のフレームワークである。これらを言語化することが知的生産では最も重要であり、逆に具体的に何をするかまで書けなければ、何の価値もない。
そして抽象化こそがメモの根幹であり、本質であり、人間に与えられた最強の武器です。抽象化してインプットした法則は、あとからいくらでも他の具体に転用して味わえる「価値のある原液」です。
2. 自分を知る
これからの時代、「個」として戦う上で必要な基本姿勢やスキルを身に着けていないと、気づけば時代に取り残されてしまう。僕らは今、とてもチャレンジングな局面に立たされています。
この社会において、何かに熱狂している「オタク」であることが、価値創出の根源になると考えています。ただそれだけでは不完全で、知識を得る中で研ぎ澄まされていった独自の視点やセンスが価値として定義されます。このオタクになるためには、自分を知り自分の望みを理解しておくことが重要です。これも、自己分析をファクト→抽象化→具体化の手順を踏んで、自分が何をしたいかを言語化していきましょう。
3. 言語化で夢は現実になる
「なぜ流れ星を見た瞬間に願いを唱えると夢がかなうのか?」
僕(筆者)が思うに「流れ星を見た一瞬ですら、瞬間的に言葉が出てくるくらいの強烈な夢への想いを持ってるから」です。想いは強ければ強いほど行動への反映率が上がります。
紙に夢を書くと、潜在意識に刷り込まれる度合いが高くなります。また夢への思考を深めていけるのも、具体的な「言葉」があるからです。言語化の過程で具体化したり抽象化したりするうちにどんどん磨かれていく。こうした思考することができる言語を携えておくことによって、考えるきっかけが、時間が、マインドシェアが増え、夢が現実のものっとなりやすくなるのです。
≪こんな人におすすめ≫
・就活生
・若手のビジネスパーソン
≪併せて読みたい書籍≫
・イシューからはじめよ
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