フィンテック
最終更新: 2020年9月1日

≪著者≫
柏木亮二
≪問い≫
フィンテックとは何か
≪概要≫
「フィンテックって何?」と聞かれた時に上手く答えられますか?
1. フィンテックってどういう意味?
フィンテックとは、「主にITを活用した革新的な金融サービス事業全体を指す。」フィンテックはその技術的な革新性だけでなく、既存の金融システムを破壊する可能性を秘めている点でも注目されている。
フィンテックにはフェーズが存在する。フィンテック1.0は既存の金融サービスをITで効率化、2.0はフィンテックスタートアップが既存金融業務を細分化(アンバンドリング)、3.0はアンバンドリングされたサービスをつなぐAPI開発が加速、4.0はAPIを活用してサービス同士を統合しはじめ、既存金融企業に対して破壊的イノベーションが起き始めている。
2. 今何が起こってるの?
お金、情報、チャネル、人との繋がりがデジタル化されている。デジタル化されたお金のやり取りを通じて情報が集約され、与信管理をより精度よく自動的に行えるようになった。またチャネルもデジタルで完結できるようになり、人との繋がりもそれに応じてリアルである必要がなくなった。
3. これからどうなるの?
AIやブロックチェーンという技術によってAPIで繋がった新たな金融サービスが誕生する。多様なAPIで作成されたアプリを多様な人材が利用し、新たなAPIやアプリを生み出す原動力となるような状態をAPIエコノミーという。フィンテックは新たなAPIエコノミーを生み出すことで更なる発展、進化を遂げるようになる。ただどこまでAPIを開放するか、等は今後の議論である。
≪こんな人におすすめ≫
・フィンテックについて知りたい人
≪併せて読みたい書籍≫
・AI vs. 教科書が読めない子どもたち
・入門 ビットコインとブロックチェーン
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