ストーリーでわかる財務3表超入門―お金の流れで会計の仕組みが見えてくる

最終更新: 6月27日




≪著者≫

國貞 克則

≪問い≫

会社とは何か

≪概要≫

感覚的には悪くない。毎日が忙しくて充実している。けれども数字がついてきていない。経営的には成り立っていない。そんな時、あまり評判の良くない、できれば付き合いたくない会社からとんでもなく大きな注文が舞い込んできた。スタッフをしてくれてる友人からは「お金目的の商売はしないって決めたじゃない」と反対される。こんな時、どうしますか?

1. 法人とは何か

法人とは呼んで字のごとく、法律によって人の権利を与えられた団体のことだ。世の中でモノやサービスを買ったり、契約行為の主体になれたりするのは人だけだ。人としての権利が与えられるから納税の義務が発生する。それに「人」と一緒で事業を行うには経験と実績を踏まえた信用が必要なんだ。

2. 会社は誰のものか

資本主義とは、資本家が資本を拠出し、労働を買い、生産を行う社会体制のこと。社長というのは株主から委任されてその会社を経営する人。だから会社は株主のものなんや。

一般的に株主は自分のお金を増やしたいから出資する。定期預金にお金を預けると利息が付くけど、株式に投資すると配当がある。でも会社はうまくいくか分からないから、株主が配当をもらえるかどうかはリスクが高いわけや。当然それに見合った高いリターンを期待する。つまり、株主には定期預金の利率なんかよりかなり高い配当をしなければならないということだ。

3. 利益と理念

資本主義の論理からすると、会社は株主のお金を増やすためにある。しかし問題なのは、資本主義は完璧ではないということだ。人間も法人も社会から大きな恩恵を受けている社会の一員だ。だから我々は社会に貢献する義務がある。自分の会社の利益しか考えていない会社って品格がないよな。つまらない会社だよな。お金と社会への貢献、両方が大切なんだ。だから、経営者としてなすべきことは、人間としてなすべきことと同じなんだ。理念と利益を両立するのって、大変だよな。どういう判断をするか、それを決めるのは最終的に経営者しかいない。だから孤独なんだ。

≪こんな人におすすめ≫

・会計を初めて学ぶ方

・起業を目指している方

ストーリーを通じて財務三表を学ぶことができます。しかしもっと大きな視点で見ると、会社とは何か、経営とは何かという問いが隠れていると分かります。

≪併せて読みたい書籍≫

・日本企業のコーポレートファイナンス

・ファイナンシャル マネジメント

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