イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」

最終更新: 9月1日





















≪著者≫

安宅和人

≪問い≫

知的生産性を高めるとはどういうことか

≪概要≫

知的な生産活動の目的地となる“イシュー”。「何に答えを出すべきなのか」という問いを立て、ぶれることなく活動に取りくむことがカギなのだ。イシューを知り、それについて考えることでプロジェクトの立ち上がりは圧倒的に速くなり、混乱の発生も予防できる。目的地の見えない活動はつらいが、行き先が見えれば力が湧く。

1. 価値のある仕事

バリューの高い仕事とはイシュー度と解の質が高い仕事である。イシュー度とは自分の置かれた局面でこの問題に応えを出す必要性の高さ(緊急性とインパクトがあり受益者のメリットが高い)、解の質とはそのイシューに対してどこまで明確に応えを出せているかである。

やってはならないことは一心不乱に仕事をしてやっていれば分かるという“犬の道”と呼ばれる状態である。

いまこの世で「問題かもしれない」と思われるものが100あるとすれば、今、この局面で答えをださなければならない問題はせいぜい2つか3つである。

2. よいイシューの条件は何か

1)明確に言葉で表現されている

└WhyではなくWhere,What,Howの形式

 └主語+動詞からなっている

 └比較表現が入っていると尚◎

2)解によって方向性が決まる本質的な選択である

3)深い仮説がある

 └共通性、関係性、グルーピング、ルールの発見

 └自分ならではの切り口

4)答えが出せる

ちなみに答えが出せないことについて思考するのは、考えていると言えない。悩んでいるのだ。悩むは答えが無い前提のことに対して“考える振り”をすること、考えるは答えがでる前提で建設的に考えること。問を立てる際は現状のスキルや知識でぎりぎりこたえられることが重要である。

3. イシューから始める思考プロセス

1)本質的なイシューを発見する

└一次情報や見識のある人と接する

└考える変数をいくつか固定し減らす

└最後に何が欲しいか、から逆算する

2)サブイシュー(論点)を細かく、意味のある分解をする

3)ストーリーラインを作る

 └必要な問題意識・前提となる知識の共有

 └カギとなるイシュー・サブイシューの明確化

 └各サブイシューの検討結果

 └それらを統合した意味合いの整理(機能的or演繹的)

≪こんな人におすすめ≫

・ビジネスパーソン

何を考えてよいか分からない、色んな事に悩んでて思考停止する、そんな人におすすめの書籍です。

≪併せて読みたい書籍≫

・エッセンシャル思考

・問題解決プロフェッショナル

・論点思考

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