イオンを創った女

最終更新: 9月1日




≪著者≫

東海友和

≪問い≫

人が働くとはどういうことか

≪概要≫

信頼とは責任感の深さと広さである。そして経営者が何より早く手を付けなければならないのが、「社会的信頼」である。会社や従業員と地域との関わり、取引先との関係等、徹底して信用を得ることである。

1. 学ぶ重要性

わずか50年で人間一人が経験できることは、たかが知れている。その代わり、私たちは先人をはじめとして自分以外の多くの人の知恵に学ぶことができる。これは我々人間に与えられた素晴らしい特権である。大変動の際、自分たちの経験だけに頼っていては困難である。

考えるチカラを無くした職場は悲惨だ。過度な労働、陰湿ないじめ、弱者への思いやり欠如、反対意見へのむき出しの敵意、社会攻撃、不寛容、無気力、無関心等々。認めてあげて、仕事を楽しくすべし。低い基準で妥協する、倫理観が低い、動機が不純、自己基準が低い人は船に乗せるべきではない。「保守的」と「経験」は異なる。保守的なベテランは要注意で、「時期尚早」「情報不足」「実験してから」「前例がない」「みんなの合意を得てから」「予算が無い」「利益が出ない」等のできない理由ばかりを並べる人材である。こういうベテランは経営陣やリーダーに入れてはならない

2. 人間の性質

マネジメントが不在もしくは有効に働いていない場合は様々な症状が起きる。人材がすぐ辞める、利益が蓄積されない、モラル低下、不平不満の蔓延、ことなかれ主義、指示待ち、言い訳、他社責任、無関心、責任感欠如、いさかい、チャレンジ意欲喪失。

人間は「止まると濁る、長いと腐る」特性を持っている。初めてその職に就く時はもちろん不慣れだから一生懸命に仕事をする。そのうち習熟し、やがて緊張感が無くなり、仕事が「会社基準」ではなく「自分基準」になる。自分の仕事の進捗や情報を隠し、自分がどれだけかけがえのない人材なのかを強調する。本社と離れた場所で起こりやすく、上司やトップは気付きにくい。ただし、現場は気付いている。定期的に人の入れ替えを行うこと。

3. 人事の基本は発展力

人事政策を策定していくうえで最初に心しなければならないことは、企業の発展力である。発展力のあるところでは自己の能力を発揮する場への期待がある。未来志向の企業風土を育成すべき理由がここにある。

1)人まねより先進性、2)経済性より優位性、3)コンセンサスよりインパクトを突き詰めること。これらを通じて発展力を高めることが先決で、そうでなければ人事制度など無意味である。

≪こんな人におすすめ≫

・企業経営者

≪併せて読みたい書籍≫


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