よかれと思ってやったのに





















≪著者≫

清田隆之

≪問い≫

男はどう失敗しているのか

≪概要≫

極めて日常的で、誰にでも起きそうな内容の話がほとんどです。恋人でも夫婦でも、あるいは友達でも同僚でも、こういった些細な不満や疑問が少しずつ蓄積していくと、それはやがて絶望へと至ります。

「こいつ無理かも」「この人には話が通じないかも」という小さな絶望感を抱かれている可能性だって少なくありません。そう考えると、ちょっと恐ろしいですね。

1. 小さな面倒を回避しようとしてくる

調べれば一瞬でわかるようなことを聞いてくる。私物の置き場所を聞いてくる。トイレットペーパーをちょい残ししてくる。

小さな面倒を半ば当然のように回避し、他者に押し付けようとするのは、無意識に役割を分担しているからです。「俺には関係ない」「それって女の人がやることでしょ?」といった感覚です。そしてこの状況がデフォルトになると基準がモノ凄く低めに設定されるため、ちょっとゴミ出ししただけで「俺は家事をやっている方だ」、子供の送り迎えをしただけで「イクメン」を名乗ったりと尊大になっていきます。

「やれる人がやる」の原則に立ち返り、自分がやるべきこと、人に頼っていいことをしっかり見定め、手間や面倒を誰かに押し付けていないかその都度想像力を働かせる。そして相手から不満の声が上がった時は、脊髄反射で反論するのではなく、一旦正面から受け止めて自分の行いを省みる。

2. 人の話を聞いてない

返事や相槌を打つ。アドバイスをする。

一見積極的にコミットしてくれているように見えなくありません。しかし女性たちが共通して不満を感じるのは、「ちゃんと話が届いていない」という感覚です。話を聞いたかどうかは、聴き手である自分ではなく、話している相手の感覚に左右されるのです。

ここで大切なのは、「論理的に読解していく」という態度です。自分の意見や解釈をいったん除外し、相手の言葉をできるだけ言葉通りに理解していく。感情を共有し、話の内容を論理的に把握することができれば、自分と相手の間に「同じ景色が見えている」という一体感のようなものが醸成されます。女性たちの言う“共感”とはこのような行為を指していて、これが「ちゃんと相手に話が届いた」という感覚のベースになるものだと思います。

3. すぐ不機嫌になる

相手が恋人や妻ではなく、会社の先輩や上司だったら、同じように不機嫌な態度を取るでしょうか。話し合いの中で何か不満を抱いたとして、「黙って不機嫌をまき散らす」という行動は、相手を選んでやっている可能性が高い。つまり「この人なら大丈夫」という計算あっての不機嫌な態度、と言えます。

不機嫌になれば要望が通るし、プライドが保てるし、相手が自分に合わせてくれる。そのため問題と向き合わずに済み、体裁を取り繕うためのコストもかからない。言語化できないネガティブな感情に陥った時、男性たちは不機嫌になるという便利な手段を多用するのです。

黙り込むことで相手に感情を察してもらう。不機嫌な態度を取ることで相手に対処を丸投げする。この状況を回避する第一歩は「自分の感情を言語化する」ことです。ネガティブな感情が芽生えた時、身体に起こった変化をよく観察し、それを感じ切ってからどのような文脈で起こったものなのか、一旦落ち着いて思考をめぐらせてみることです。

≪こんな人におすすめ≫

男性全員

≪併せて読みたい書籍≫

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