その節税が会社を殺す お金に強い社長がコッソリやってる節税&資金繰りの裏ルール31

≪著者≫
松波 竜太
≪問い≫
無駄な節税とは何か
≪概要≫
1. 節税による負のスパイラル
会社の経営はすべて「先にお金がかかる」と考えた方が良いでしょう。そのため「売上を増やす」よりも「お金を集める」が先なのですが、世の節税はそれを止めてしまうのです。一つは節税が貴重な会社の現金を蝕んでしまうことです。もう一つは節税すると銀行からお金を借りにくくなってしまうことです。
経営の悪いスパイラルはこのようになっています。
1)節税する
2)利益が減る。お金がなくなる
3)銀行が貸してくれない
4)投資ができない、取引先への支払いが遅れる、支払えない
5)倒産
2. 節税しない正のスパイラル
儲けの出るビジネスモデルである、という前提はあるが、「節税」を考える時点で経営者としては後手に回っています。投資すべき時に投資をしていれば、節税策など考えなくても期末に利益が出すぎることなどなく会社は成長できるわけです。
1)現金の減る節税を辞める
2)しっかり手元資金を確保
3)必要な投資が可能で経営にも余裕を持てる
4)銀行から借りてくれとお願いしに来る
5)売上が上がり、金利も下げられるため利益がアップする
6)さらに借りやすくなり手元資金が熱くなる
3. 会社を追い込む無駄な節税の例
巷で言われる節税として間違っているのは下記の様なモノです。
1)保険
2)役員報酬
3)必要のない経費(経営者の私物)
≪こんな人におすすめ≫
・中小規模事業者
≪併せて読みたい書籍≫
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